坂本よしたか

坂本よしたか【コインチェックでcash、DASH、Monero、Augurを廃止】

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坂本よしたかです。
マネックスグループ傘下として運営を再開したコインチェックが、一部通貨の取り扱い廃止を発表しました。
廃止となった通貨に政府の規制が入ると噂されていたとはいえ、多くのユーザーから不満の声が上がっているようです。

2018年5月にコインチェックが取り扱い廃止を発表したのはZcash、DASH、Monero及びAugurです。
Augurを除く3種類は匿名通貨とも呼ばれるもので、廃止の主な理由はマネーロンダリング防止の観点からです。
送金記録や送金元の特定が難しいことがこれら匿名通貨の特徴でもあり、規制対象になると懸念された点でもあります。
廃止はコインチェックの意向というよりは金融庁の意向ですが、匿名通貨についての議論は十分とは言えません。
疑わしいものは排除するという方向で動いていることについて、納得できないユーザーが多いのも当然でしょう。

Augurが廃止になった理由として考えられるのは、ギャンブル性の高さによるものです。
日本では賭博が禁止されていますが予測市場の作成や参加は、一種のギャンブルと言えなくもありません。
競馬や協定のように公営ギャンブルとして認められれば、仮想通貨としてのAugurも合法的に売買可能です。
しかし現時点ではカジノ設立にも消極的、かつ限定的なことを考えれば公的に認められるのは難しいかもしれません。
また日本国外でもAugurを違法とする国が増えてくれば、コインとしての存在価値が下がる可能性もあります。

専門家の間でもそれぞれの仮想通貨を特徴付けるユニークな技術が、違法とされることに怒りの声を上げる人がいます。
もちろんマネーロンダリングは国際的な問題にも発展する可能性があり、手段を断つことは大事でしょう。
ただそのせいで仮想通貨の可能性を狭めてしまうのは、金融の将来性を閉ざすことにもなりかねません。
取引所としては取り扱っているコインのせいで、業務改善命令を受けたり登録を取り消される事態を避けたいのは当然です。
そのため、今回のコインチェックの判断は仕方のないこととして受け止めるほかありません。
様々な個性を持つ仮想通貨への投資については、各国政府の動向や規制に敏感になる必要があるでしょう。

取り扱いが廃止になっても資産がなくなるわけではありませんが、廃止を受けた価格変動は気になるところです。
海外取引所での購入は可能ですが、匿名通貨の取り扱いには国による違いがあることを理解しておきましょう。

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