坂本よしたか

ノルウェー大富豪の妻 誘拐事件 身代金モネロで要求

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こんにちは!坂本よしたかです。

仮想通貨は現金とは異なるものですが、取引において現金以上に価値のあるものかもしれません。 2019年1月9日にノルウェーの大富豪の妻が誘拐される事件が発生し、犯人は身代金を要求しました。 しかし犯人が要求したのは法定通貨ではなく、モネロという仮想通貨だったのです。

現地の報道内容によると、誘拐された妻は2018年10月から行方不明になっていました。 夫である大富豪の男性は不動産とエネルギー事業により、1億7,400万ユーロの富を築いたとされています。 1億7,400万ユーロという金額を日本円に換算すると、およそ220億円です。 誘拐した犯人は莫大な資産を狙い、彼の妻を誘拐したのでしょう。

行方不明となっていた妻の捜索にはノルウェー警察だけではなく、欧州刑事警察機構と国際刑事警察機構も加わりました。 そして犯人が身代金を要求したのですが、その内容が1,030万ドル分のモネロだったのです。 1,030万ドルを日本円に換算すると、およそ11億円です。

モネロは仮想通貨の銘柄の1つですが、その中でも匿名通貨と言われるものです。 匿名通貨とは匿名性が高い仮想通貨のことで、匿名性暗号通貨とも言われています。 金融庁が認定したホワイトリストの中には含まれておらず、匿名性があるゆえにリスクも存在するのです。

匿名通貨のリスクは、利用者の取引記録の追跡ができないことです。 一般の仮想通貨にはブロックチェーンという技術が用いられており、取引記録が管理されています。 しかしモネロにはモネロレジャーという別の技術が用いられており、当事者間の実際のステルスアドレスが記録されないのです。 つまりモネロは他の仮想通貨と比較して、政府や企業などから監視されたくない人にとって都合が良いと言えるでしょう。

誘拐の犯人が現金や一般の仮想通貨で身代金を要求した場合、振込先から情報を収集して追跡できる可能性もあります。 しかし取引記録の追跡ができないモネロなら、犯人にとっては身元の判明を防ぐために都合が良いと言えるでしょう。

仮想通貨を身代金として要求する誘拐は、増加傾向にあります。 2017年には四半期ごと1件だった犯罪数が、2018年には毎月1件のペースに上昇したというデータが存在します。

今回の誘拐事件の影響を受けて、モネロのイメージは下がってしまったかもしれません。 しかしモネロが悪いわけではなくそれを悪用する犯罪者が悪いのだと理解し、犯罪に巻き込まれないように注意すると良いでしょう。

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